ご存知の方も多いと思いますが、税理士及び公認会計士には、毎年研修義務というものがあります。
法律は毎年変わりますし、いつまでも古い知識だけでは、お客様によいサービスを提供できません。
公認会計士は40時間、税理士は36時間の義務がありますので、私は合計76時間の研修義務があります。
2018年も、無事に達成できました。
達成して当たり前だと思っている方もいるでしょうし、私も、知識を売り物にしている者として当然だと思います。
しかし、世の中はそうではありません。
公認会計士の研修義務については、厳しい罰則規定もあることから、皆さん達成しているのですが、税理士については、達成率が低くなっています。
そもそも、税理士の研修が義務になったのは2015年度からで、それまでは、あくまで努力目標でした。(当然私は達成していました)
2015年度から義務化されたものの、罰則が軽く、達成率はなんと43%!(東京会)
東京の税理士の半分以上が未達成なのです。
2018年度からは、日税連のホームページに各税理士の研修受講時間が公表されるようです。
税務の知識は税理士選びの大切な要因の一つです。
これから公表される研修時間も、税理士選びの参考にするのもいいかもしれませんね。