最初の勉強は譲渡所得です。
なんでかって言うと、僕にあまりなじみがないからです。
ずっと監査法人にいたので、法人税・消費税にはなじみがあるのですが、譲渡所得ってあまり。。。
その割に、譲渡所得って高額かついろんな特例があって難しいんです。
つまり、税理士にとってリスクが高い税金なんです。
では、始めましょう。
まず定義から。
譲渡所得とは、資産の譲渡(…) による所得をいう。(所得税法33条)
・・・。
まあなんと当たり前のことを言うんでしょうか。
そんなこと、言われなくてもわかってるよ!と思ってしまった僕は、まだまだです。
税法って結構定義を細かく規定しています。
意外とこういう基本的なことが大事だったりするんですよね。
法律って、数学とか物理の定理と違って、「AならばB」って答えが一つに決まっているわけではないんです。
だから、難しい問題に取り組むときや税務署と意見が割れた時は、定義を読み返し、立法趣旨を考えて答えを出さないといけません。
こういう細かいこともしっかりと勉強しましょう。
資産とは?
譲渡とは?
大体のイメージは湧きますが、意外と聞かれるとわからないかも。。。
次は、譲渡所得の対象となる資産について勉強します。
では、また明日。