平成29年1月より、給与支払報告書等をeLTAXを利用して作成・提出し、同時に税務署へ提出する源泉徴収票も同時に作成できることとなりました。
http://www.eltax.jp/www/contents/1471580655297/index.html
今までは、給与支払報告書はeLTAXを使用して各市区町村へ、源泉徴収票はe-Taxを使って税務署へ提出してきたが、eLTAXだけで済むということです。
確かに、同じような書類を別々の提出先に提出していることに疑問を持っていたので、当然のことと思います。
ただ、eLTAXで送信できるのは源泉徴収票のみで、支払調書は送ることができません。
よって、不動産や報酬等の支払調書及び法定調書はやはり税務署に提出しなければなりません。
結局、そんなに事務負担は軽減できないような気がします。
紙で送っていた時代なら少しは軽減できるのでしょうけど。
それなら、e-Taxで全員の源泉徴収票を作成して、e-Taxの方から各市区町村に送信してくれれば、ありがたいと思います。
国と地方のシステムが乖離していて、納税者に事務負担が強いられている現状を、どうにかしてもらいたいと思います。
今回の改正は、実用的ではないように思いますが、このような方向性は歓迎したいと思います。